「いやはや、なんというお方だろう。風や湖までが従うとはなあ!」
(マタイ8:27)
TIM CURRAN (ティム・カラン)
Tim Curranは、今までのサーフィンの歴史の中で、最も革命的なサーファーの1人だと言えるでしょう。彼のエアリアルの業は、数々のサーフビデオやツアーの中で注目されてきました。
「12歳の時に、初めてのエアリアルをしてよ。波に乗って、ものすごいスピードが出ていたんだ。ちょうどリップに当て込んだときにバックウォッシュが重なって、はずみで宙に飛んだんだ。その瞬間、下を見ながら『すっげー!ボードに乗ったまま飛んでるよ!』ってものすごく感動したのを覚えてる。『サーフィンをしていて、これ以上気持ちのいいことはない』と思ったね。」
サーフィンを通して、ティムはたくさん素晴らしい経験をしてきたと語ります。
「もう何年もサーフィンをしているけど、あいかわらずサーフィンが大好きさ。プロツアーで色々な国を回って、サーフィンしながら給料がもらえるんだから最高の仕事だよ。何よりも神様が造られた美しい世界を見ることができるしね。」
ティムはサーファーとして波に乗るだけでなく、その波を造られた神様を信じる、熱心なクリスチャンでもあります。家族はあらゆる面でティムを支え、応援してくれました。海を愛することだけではなく、海を造られた神様を愛することも教えてくれたのです。「僕は5歳の時にイエス様を心に受け入れたよ。お父さんとお母さんがソファーの上で僕に話してくれたんだ。どんなに神様が僕を愛しておられるか、僕のために何をしてくださったか、そしてイエス様を心に受け入れれば天国に行けること。僕は子供だったし、素直に聞いていたから『いいことばっかじゃん!損はなさそう』と思ったね。でも両親は『自分の意思で決めてほしいから、少し考えて』というんだ。自分の部屋で5分くらい考えたあと、両親のところに戻って、一緒にイエス様を心に受け入れるお祈りをした。それ以来ずっと、僕のベストをつくして神様のために生きる努力をしてきたよ。」
ティムはクリスチャンとしての人生が決して楽なものではないことを知りました。けれども、彼の選んだ道は何よりも人生に喜びと充実感をもたらしたのです。「サーフィン、お金、他のすべての所有物も、神様に従って歩む人生の喜びとは比べものにならないよ。本当にすばらしいね。」
今は世界的にも名の知れたプロとして、ティムは責任を感じています。それは、若いサーファーたちの良き模範となり、彼がイエス様と出会ったように、その機会を他のサーファーたちにも与えていくことです。
「もし、あなたが今まで経験してきたことよりもはるかに良いものがあるとすれば、それを試してみたいと思わない?『イエス・キリスト』をあなた自身で試して、味わってみてほしい。そうすれば、神様があなたの人生にありとあらゆる方法で働きかけて、もうあなたはイエス・キリストを否定できなくなるよ。」