「神様を待ち望む者は、新しい力がみながり、ワシのように翼を張って舞い上がります。

いくら走っても疲れず、どんなに歩いても息切れしません。」

                                                                                                      (イザヤ40:31)

 

KARLA COSTA TAYLOR       (カーラ・コスタ・テイラー)

1999年度の世界ボディボード・チャンピョン、Karla Costa Taylorにとっての大きな発見は、神様と親しい関係を持つことができる、ということでした。カーラは1973年にブラジルのリオデジャネイロで生まれました。カトリックの家庭で育ち、聖書の物語や決まったお祈りなどは良く知っていたものの、なぜ自分が神様と直接話せないのかと疑問を持っていました。

 

カーラは20歳を過ぎた頃、人生の意味を探し始めました。ある教会に足を踏み入れて、初めて直接聖書から語られるメッセージを聞きました。そして「聖書に書いてあることがこんなにはっきり分かったのは初めてだわ。こんなに心が動かされるのは何故かしら?」と自問自答しながら家に帰ったのです。

それからは毎週教会に行き、聖書の言葉に耳を傾けました。キリスト教の中にも色々なグループがあり、その違いに戸惑うこともありましたが、一つの結論に至りました。「私は神様を信じている。そして、神様は一人しかいない。」

その後カーラは、南アフリカ出身のプロボディボーダー、アリスター・テーラと出会いました。最初から彼がクリスチャンだと知っていましたが、彼からそういった話を聞くことはありませんでした。でも彼の生き方を見て「素晴らしい」と思ったのです。2人が付き合い始めると、彼は自分の信仰や聖書、イエス・キリストについてカーラに語り出しました。「彼の教会に行くようになって、いろいろなことを学んだわ。ある日、お祈りの中で、イエス・キリストを私の神様として、救い主として、心に受け入れたの。それからというもの、私の人生は180度変わったわ。」

 その年にカーラとアリスターは結婚しました。そして同年、彼女の念願だった世界チャンピョンの座を勝ち取ったのです。

「夢を神様にお任せして、ただ神様を信頼していたから可能になったことよ。イエス様を心に受け入れてからは、価値観が全く変わって、とても大切だったことがそうでもなくなってきたの。神様が何よりも一番大切になるべきだから。今は、心の中に平和があるの。私たちの必要を全てご存知の神様が、決して見放さないと確信しているからね。」

 カーラは世界中を旅して周り、素晴らしい人たちに巡り合い、最高の波に乗って生きてきました。「ベストフレンドの神様が導いてくださる」経験をしてきたカーラは、ドラッグやお酒にも手をつけずに来ました。

「私が特別だからではなくて、神様は全ての人に耳を傾けておられるのよ。もし人生で神様を第一にするなら、神様はあなたの心のうちの願いを必ず叶えてくださる。でもイエス様なしでは神様に近づけないの。イエス様だけが、私たちの救い主だから。」

「神様は、私の夢をはるかに超えるほど良いことをしてくださいました。私の願いは、皆さんもイエス様に出会い、生ける神様であるイエス様が人生に働いてくださるのを、皆さん自身が経験することです。」