「わたしがそのいのちのパンなのです。わたしのところに来る人は、二度と飢えることがありません。わたしを信じる人は、決して渇くことがありません。」

                          (ヨハネ6:35)

 

JOHN CARPER   (ジョン・カーパー)

 

シェーン・ドリアンの巨大なチューブ・ライディング、マーベリックスの大波にパドルインするピーター・メル、レディースプロのロシェル・バラードの力強いカットバック、その足元にはJCのラベル。そうです、今やJCのボードは世界中にあります。

ジョン・カーパーは、JCサーフボードのオーナーです。ジョンは35年以上をハワイで暮らし、サーフィンをしています。

 

「僕は10歳の頃からサーファーだった。1950年だよ。サーフィンは僕の人生を操る最大のものだったんだ。波を追い求める人生には素晴らしい経験もあったけど、ひどい経験もあった。若い頃は、サーフィンからもっぱら悪影響を受けていたね。」

JCという彼の頭文字は、彼の人生に一番大きな影響を及ぼした「イエス・キリスト」(Jesus Christ)の頭文字でもあります。「神様がくださったサーフィンの才能やボードを削る才能を、どんな風に使えるか考えた。そしてできたのがJCサーフボードという会社。僕が神様に仕える方法なんだ。実際、それは僕の会社ではなくイエス・キリストのもので、彼がボスなんだよ。かっこつけていうわけじゃないけど、聖書の真理は僕の人生を正しい方向に導いてくれるだけじゃなく、ビジネスの世界でも最高のマニュアルだよ。」

 ジョンの人生の旅路をたどってみると・・・。「20年くらい前にいろいろあって、クリスチャンになったんだ。大きなきっかけは、ハワイ島でサーフィンをしていた時、首の骨を折ったこと。1年半ほど動けなくて、その時、聖書を読み始めたんだ。手術を受けた後は小屋に住んで、お金もなく、いつもお腹をすかせてたよ。その頃、近所のおばさんたちが『パイやシチューが出るから』と聖書の勉強会に誘ってくれてね。毎週、『来週は行くものか・・・』と誓いながらも、次第に心の目が開かれて、イエス・キリストが神であることがわかったんだ。真理に従って生きるには、キリストに従うことが必要だって。サーフィンはすばらしいものだけど、本当の意味での『人生』をわからなくしてしまう悪い影響もあるんだな。」

 ジョンは今、自分が助けられたように、他のサーファーにその手を差し伸べています。「僕の奥さんのエツコは料理で人をもてなすのが好きで、僕もパーティーが大好きだから、うちにはたくさんお客が来るんだ。でも昔のように、酒乱で物を壊すようなパーティーじゃない。今は神様がくださった才能を用いて、たくさんの人たちを養っているんだよ!」

 ジョンが教会のご婦人に養われたように、多くのサーファーがカーパー家に料理を食べにきます。肉体を養うだけではなく、彼らの霊を養う場所となっているのです。「そう、本当にイエス様がおっしゃったとおりだね。『わたしが、そのいのちのパンなのです。わたしのところに来る人は、二度と飢えることがありません。わたしを信じる人は、決して渇くことがありません。』(ヨハネ6:35)」

 ジョン・カーパーことJCは、もう一人のJC−イエス・キリストーを周りのサーファーに推薦しています。この方こそが、私たちの人生を完全に満たすことができるお方だからです。